「99%の人が見逃しているチャンスのつかみ方」佐久間の今週の一冊
2012年12月10日 日記
今週の一冊は、おちまさとさんの「99%の人が見逃しているチャンスのつかみ方」です。
おちまさと・・・プロデューサー。代表作「学校へ行こう」「空飛ぶグータン」など。数々のヒット番組を演出・プロデュースをはじめ、数多くのファッションプロジェクトや企業ブランディングを手掛けるオールラウンドトップローデューサー。
放送作家のおちさんは、今やオールラウンドプロデューサーとして様々な企業や商品のプロデュースを手掛けています。
だが、一気に今のポジションを手に入れたわけではありません。
小さなチャンスを見つけてはつかみ、小さなチャンスを見つけてはつかむことの繰り返しによってここまで到達したのです。
おちさんが常に思っていたのは「どんな小さなチャンスもおろそかにしないこと」だった。
チャンスをものにするには・・・
チャンスの女神が近づいてきたときに、「女神が今、自分の方に向かって走ってきているぞ」ということに気づく必要がある。
次にチャンスの女神が自分にもっとも近づいた瞬間を見逃さず、確実につかまえなくてはならない。
そのタイミングは早くても遅くてもダメ。ちょっとでもタイミングを逃すと去ってしまう。
もう一つ大切なのは、チャンスの女神が自分方に近づいてくる頻度を増やすこと、チャンスをつかむために女神に近づくことを重視するのです。
この本の中では、そうなるための解説や心構えが書かれています。
・小さなンチャンスを積み重ねて大きなチャンスにする
小さなチャンスを積み重ねる中から大きなチャンスが生まれていく。世の中の99%がチャンスというものは大きなチャンスだけと誤解している。
・何かいいことがないかなと思っている人はチャンスが訪れない。
チャンスをつかむ人は「何かいいこと」というような漠然とした願望ではなく「〇〇年以内に〇〇になりたい」といった具体的な目標を設定する。
そして、その目標を実現するために日々行動している。その何かに具体的な言葉を入れられるような人間になるように努力をする。
・何かを見つけたら「背骨」の確率を目指す。
何かを見つけた後に意識するのが、自分ならではの「背骨」を確立すること。
その人ならではの「ポリシー」「コンセプト」「姿勢」である。
背骨のある人は「やって欲しいこと」「その人にしかできないこと」に期待して声を掛けてくる。
そんな人はチャンスがめぐってくる確率が高い。桁違いに変わってくる。日々自分を磨き続けることが重要。
・完璧を目指さなくなると、逆にチャンスをつかむ確率が上がる。
大事な場面で120%の力を出そうとしていないか?人は基本的に100%しか力を出せない。
大事な場面で120%の力を出そうとはしていないか?
本来の80%力を出せば十分。本来の自分以上に自分を良く出せるのは、はっきりいって無理なのです。
チャンスの女神を見つけたら、迷っている時間はない。
毎日を漠然と過ごさないようにしよう。