村山の今週の逸品「パラブーツ ミカエルフォック」
2013年05月08日 日記
スズキアリーナ水戸桜の牧の村山です。
今週の逸品も第4回目です。
今回は前回紹介したパラブーツのミカエルフォックというシューズです。
毛が付いているのが、この靴の特徴です。
では軽くブランド紹介です。
「全ての製品に本物の信頼性と高い品質、そして魅力を」
Parabootの創始者レミー・リシャールポンヴェールは1919年アメリカ滞在から1足のラバーで覆われたブーツと共に帰国しました。この"ブーツ"は彼に、ブラジルPARA港から直輸入された天然ラテックスを使用しラバーソールの靴を生産するというアイデアを与えました。
よって「Paraboot」は自社の靴に用いるソールをも自ら製造する世界で唯一のシューズメーカーとなりました。
創業以来、変わらない魂と厳しい基準のもとに「Paraboot」は造り続けられ、まもなく一世紀が経とうとしています。
実はこの毛はアザラシの毛が付いているのです。アザラシの毛は希少で、今はアザラシの毛が付いたものは中々ないと思います。今はウサギの毛を使ったものが、出ています。この毛のデザインは、一足一足が違った毛のデザインになりますので、僕はこれを選ぶのに一時間お店にいました。
またパラブーツは水に強く、雨の日でも履くことのできる靴です。
それはノルヴェイジャン・ウェルト製法といって、150以上もの工程を経て完成する大変手間の掛かる製法。ウェルトと呼ばれる帯状の革を使い、アッパーとソールを2重のステッチで縫いつけ揺ぎ無い頑強さを作り出しています。また、ウェルトがL字型に折れて縫い付けてあるので、水の侵入を防ぐとともに他の製法には見られない独特な外観と高いファッション性を生み出しています。
これからもお手入れをして、長く履いていけたらと思います。