「なぜか目にとまる人になる100のルール」佐久間の今週の一冊
2012年11月05日 日記
今週の一冊は福田稔さんの「なぜか未にとまる人になる100のルール」です。
なぜか人の話題にのぼる。この本の中ではそんな人になるための法則が書かれています。
なぜあの人ばかり目立つのか?なぜあの人は話題にのぼるのか?
目にとまる人とそうでない人の差はどこからうまれているのか?
目にとまる人には共通のルールがあります。
・目的は1つ、目標は複数、手段は無限
目的と目標は似て非になるもの。
違いは目的はゴール(到達点)。目標はプロセス(通過点)。
そして目標を達成する方法が「手段」「目的」。ゴールは1つしかなくてもそこに至る道は複数設定できる。
「そもそもこれは何のため?これはあくまでも1つの手段に過ぎなかった事に気づけば、もっと他に方法は無いのか?」と考えられるようになる。
・誰かと思ったら、それは自分のこと
問題の矢印を全部、自分以外の誰かに向けていませんか?
そんな状況で何かが良くなるでしょうか?
でも、〇〇のせいだと思うとき、その「〇〇」に「自分」を入れて考えてみる。
自分だけのせいではないにしても、自分にも原因があると考える。
その瞬間から問題解決に進みます。
・前例が無いとはチャンスがあること
目にとまる人とそうでない人の違いは、「前例が無いから」と却下されたときの反応に表れます。
前例がないということは、まだ誰もやっていないということ。
成功すればその分野で第一号。第一人者になれる可能性が高い。
「初めて」のことにチャレンジすれば何がしかの変化がもたらされる。チャレンジすればチェンジする。
・「不」の付くところに問題あり
問題=理想・あるべき姿-現状
問題とは、sるべき姿と現状のギャップ。
理想しか見てない人には問題は見えない。現状しか見てない人にも問題は見えない。
「不」の付くところを探してみましょう。不満、不便、不安、不快etc。
「不」が付くものは「問題」がリストアップされています。
・チームワークは一致より補完
人はそれぞれ強みと弱みを持っています。
それぞれの強みが一致するより、強みと弱みがバラバラな方が、チームとしては強くなります。
それぞれの強みを活かし互いの弱みをカバーしあえる。
1+1が2以上になることをシナジー効果といいますが、それは互いに個性が違うからこその結果。
お互いが補完しあえば、弱みを減らし強みを増やすことができます。
・やる気よりやれる気
うまく行かないときは、やる気を疑う前にやり方を見直す。
更に大事なのはやれる気。新しい課題にも何とかやれそうだという気持ち。やる前から自分ならきっとできるだろう、という根拠の無い自信があるということ、この心の持ち方は必要。
目にとまる人というのは、何事に対しても積極的だということである。
注目されるということは、期待の裏返し。その期待に応える為の心構えといってもいい本です。