「あたりまえからはじめなさい」佐久間の今週の一冊
2012年09月03日 日記
今週の一冊は、千田琢哉さんの「あたりまえからはじめなさい」です。
「あたりまえ」だけで成功できる。成功する人は私たちとどこが違うのか?
頭がいいのでしょうか?特別なスキルやノウハウを身につけているのだろうか?
成功する人は「多くの人が見落としがちなあたりまえのこと」を誰よりもきちんとやっているだけ。
「あいさつ」「ありがとう」「時間を守る」など不思議なことに、大人になるほど出来ていない。
あたりまえができるようになるだけで、突出できる。
原点は幼稚園に砂場で遊んだ「あたりまえ」のことばかり、この本に書いてあることを1日ずつ試すだけで効果絶大です。
・あいさつをする
人としての基本。出来ないものはどんなに才能があっても必ず干される。
誰にも応援される実力を広めてもらえない。あいさつは100%自分から先に。
・本気で求められたら本気で応える
失礼であっても、的外れであっても真剣に求められたら、真剣に応えることだ。
失礼や的外れはいかに価値を見出すか、そこに自分の知性が問われる。
・後輩や部下をしかる
しかるのは相手のため。怒るのは自分の為、嫌われるかもしれないリスクを背負ってしかることの出来る人が磐石な人望を築いていく。
・一人の時間を作る
人から学んだことは、一人の時間の間に吸収される。常に群がっていては、うだつの上がらない人生で終わる。1日一回は一人の時間を。
・お金を払ってくれる人たちに感謝する
消えるお店の「ありあとうございました」は心がこもっていない。繁盛するお店の「ありがとうございます」は迫力がある。お客様には命がけで感謝する。それが生き残る人の条件。
・まず自分から与える
ギブ&テイクという言葉通り、本来はギブ(与える)が先、もらうことを「あたりまえだ」と思っているうちは貧しいまま。
豊かな人ほど与えている。にも関わらず周りに感謝しているからますます豊かになっていく。
・すぐ動く
「今日から動こう」そんなことを言っていては一生動けない。
「今日から」では遅いのだ。本気で人生を変えたかったら「今この瞬間から動く」。
読書をしていて、いい言葉に出会ってからその瞬間に行動に移す。
人間あたりまえが一番難しいのかもしれませんね。それが出来る人が勝ち組なのかもしれません。