佐久間の今週の一冊
2012年07月09日 日記
今週の一冊は櫻井弘さんの「上手な話し方が面白いほど身に付く本」です。
NET社会の今上手に話すことが重要とされています。
上手な話し方とは何か?どの様にしたらいいのかが書かれた本です。
大勢の前で話をするときの心得3本柱
①話の構成を考える
どんな時でも基本が大事。
1.「あ・い・さ・つ」で話をスタート
あ・・・明るく さわやかに 相手に届くように
い・・・いきいきといつでもどこでも
さ・・・先に 先手で 先んずれば人を制す
つ・・・続けて 粘り強く つなげるようにプラスアルファの一言を
2.自分の名前をフルネームでゆっくり
3.内容
4.もう一度、自分の名前
5.あいさつで締めくくり
②話をしている最中に気をつけること
話は言葉が全てではない
態度を整える「せ・め・て・あい・ふく・くせ」
せ・・・背筋を伸ばす
め・・・目を向ける
て・・・手の位置は横
あし・・・足を大地にしっかりと
ふく・・・服装チェック
くせ・・・癖を意識して
③いざ話を始める
話のスタートの間を大切にする
1.立つ位置を決める・・・聞き手全員から見える市に注意する
2.立ち止まる・・・気持ちと態度を整える
3.全体を見渡す・・・中位をひきつけ集中
4.一呼吸おく・・・体に空気を取り入れる
5.第一声をはっきりと・・・さわやかなスタート
是非やってみましょう。
聞き方によって話し手の気持ちがこんなに変わります。
ポジティブリスニング
例「ご心配ですね」「大変ですね」は相手理解の証
ポイントは相手を穏やかに見る。うなずく。共感の相槌を打つ。
そうすると話し手の気持ちは・・・
安心感・安定感を得る。「聞いてくれている」と思い話す気になる。
アクティブ
例「〇〇駅の西口ですね」とその場で確認するなど。
ポイントは穏やかな目で見る。うなずく。キーワードを繰り返すこと。
そうすると話し手は・・・
信頼感・満足感を得る。「なんて聞いてくれるのか!」「話して良かった!」となる。
ポジティブリスニング・アクティブ以上の二つがじゅうようである。
全てにいえることは、「話を聞くのは相手である」ということを忘れない。
上手な話し方とは「相手のことを考える度合い」である。