佐久間の今週の一冊
2012年06月04日 日記
今週の一冊は「頭が良くなる雑学の王様」です。
現代のような変化の激しい時代には、柔軟な発想が求められます。
この本の中には、意外性に富んで役に立つものばかりです。
いくつかご紹介したいと思います。
・ペプシコーラはもともとは胃薬
いまや、世界各国で飲まれているコカコーラ。
日本に初めて入って来た頃は、「こんな薬くさいものは、絶対に売れない。」と首をかしげる人ばかり、
ペプシコーラは名前が消化酵素ペプシンに由来している。初めは胃薬として開発されました。
1898年、ノースカロライナ州に住む薬剤師、キャレブ・ブラッドハムが、胃腸薬の調合にあたり、口当たりを良くしようと、
佐藤や炭酸などを混ぜ合わせているうちに偶然出来上がったもの。
コカコーラはそれより13年早い1886年ジョージア州の薬剤師のジョン・ペーバントンが作ったものだそうです。
・一周していない山手線
山手線はどこからどこまでか考えたことがあるでしょうか?
一周しているからどこでも同じでしょうか?
正解はたった一つです。
JRの各線区には「正式線路名称」というのがあります。これは人間でいえば戸籍みたいなもの、つまり正式名称ということです。
これで山手線の「正式線路名称」を調べると該当する区間は、「品川~新宿~田端間」になっています。
つまり、山手線は品川を起点に新宿、池袋を経由して田端に至る20.6KMの区間を指すわけです。
したがって、正式には山手線という経路は、都内を一周する線路ではない。
では田端~上野~品川間は何線か?
答えは田端~東京間が「東北本線」。
東京~品川間が「東海道本線」
山手線、東北本線、東海道本線を乗り継いでいるのです。
・いったい「つかのま」ってどれくらい?
つかのまの「つか」は親指は漢字では「束」と書き、これはもともと長さの単位。
人間の指は昔から物を測るのに使われてきた。「束」は親指を除いた4本分の指の幅。昔はこれらを使って長さを測っていた。
そのうちに「束」は時間にも用いられるようになった。一束は長さとしてはあまり長くない。
そこで、短い時間をさすのに「つかのま」という言葉が用いられるようになった。
一般に「つかのま」とは、何の表現に使われるかによって異なります。
・「友情出演」と「特別出演」の違いは?
「友情出演」は文字通り、主役級の俳優や監督と親しい俳優が、ビジネス抜きで好意に出演。
「特別出演」は本来は主役級で迎えなければならない大物俳優がほんの短いシーンに登場する場合。
最近は専属制度も少なくなり文字通り、「友情」もしくは「特別」に出演したケースを表します。
・一番太るお酒は?
中年男性・おじさん族に良く見られる「ビール腹」。
この言葉のイメージからか、最近では若い女性の中にはビールを敬遠してワインや焼酎を飲む人も増えています。
カロリーを調べてみると、高い順にウイスキー、焼酎、日本酒、ワイン、ビールの順。ビールはカロリーがこの中では少ないんです。
ただし、ビール以外は水で割ったりするなど、それほど量を飲まない。ビールを水代わりに飲んだりするとカロリーを取りすぎてしまいます。
ビールには食欲増進効果がある上、油分の多いつまみが合う。だから太るのです。
などなど・・・
書ききれないほどたくさん書かれていました。
いろんな知識を得て自分自身柔軟な発想が出来る人間になりたいものです。