佐久間の今週の一冊「メモ式発想法」
2011年10月03日 日記
今週の一冊は「メモ式発想法」です。
この本の中で、発想をテーマにしその発想をより多く出したい、活用したい人に向けた本になっています。
皆さんは何か思いついたときにどうしていますか?
思うだけで終わっていないでしょうか?
それを思い活用するための方法が書かれている本です。
発想というと、何か特別な才能を持った人にしかできないと思われがちですが、
実は次の4点を習慣化すれば簡単に、発想
豊かな人に変身できます。
①潜在意識を活用する
発想は、私たちが意識していない「潜在意識」から生み出されています。
考えるだけでは発想は生まれません。
発想を作っているのは考えない脳である潜在意識です。
アイデアがほしいとき、私たちは必要な情報を集め、論理的考察を加えます。
これは考える脳にあたる顕在意識が行っています。しかし、情報は私たちが知らない間に潜在意識へと手放されており
実際に発想を生み出しているのは、この顕在意識です。
この潜在意識と顕在意識をうまく連携させていけば、発想はどんどん生まれてくるのです。
②気になることを手でメモする
この連携に欠かせないものは、メモをするということです。考えるだけだった発想法にメモをするといった行動を加えると
スムーズに連携しやすくなり、発想が生まれやすくなります。
気になる情報を書き留めると、ニーズとシーズ(「種」いわゆるネタや素材)が脳に記憶され、発想の卵になります。
この卵の数を増やしながら、時間をかけて温めると、卵は自然に孵化し発想がたくさん生まれるようになります。
コツは、脳に整理しやすいように見出し等をつけてメモをするこれだけだそうです。
③試行錯誤の繰り返しで発想が育つ
よい発想は、一つの小さな発想が呼び水となり他の発想を引き出させ、多くの発想が組み合わさることで出来上がります。
この試行錯誤が欠かせません。
メモ帳・・関心事に思いつき・情報をメモ
発想手帳(バインダー等)・・発想のプロジェクト・ノート。メモ帳の情報に何らかのテーマ性が見えてきたらこちらへ移動する。
落書き帳・・発想手帳に登録されたテーマに沿って考えたことを、あれこれ書く。まとまったら発想手帳に戻す。
といって手順の繰り返しで常に脳を活性化させて、さらに潜在意識まで活性化させます。
④図解して考える
複雑なものを理解するには、対象を図解すると、わかりやすく論理的に考えることができます。
対象を基本要素に分け、それをだんだんと小さな要素へ絞り込んでいくだけです。
以上の習慣を今の生活スタイルを変えることなく、楽に実行して考えるようにするのが、発想のツールです。
このことにより、
問題分析、解決策の考案など様々な局面で優れた発想が求められる中
発想の技術を活用すれば問題解決にも役に立ちます。
そして自分自身にも自信が生まれ「やりがい」という貴重な宝物を得ることができます。
まずはメモから始めてみましょう(笑)