佐久間の今週の一冊
2011年09月19日 日記
今週の一冊は「あなたの知らない基準と単位のしくみ」です。
数字は、何かを理解し、行動しようとするときの客観的な評価には欠かせないものであり、
私たちの生活にとても密接に関係しています。
少し考えているだけでも、朝食のカロリーや就労時間の長さ、気になるテレビの視聴率のように
私たちの生活には数字があふれていて、多くの基準や単位が関わっていると気付きます。
この本でいう数字とは算数や数学とはちょっと違い、身近なものばかりでわかりやすいものばかりです。
いくつか興味深い基準と単位を紹介します。
平均寿命と平均余命のそれぞれの基準は?
平均寿命というと、われわれ日本人は長寿国というイメージが強い。
今や男性は80年、女性は90年も目前です。
しかし、日本で平均寿命が50歳を超えたのは1947年のこと。
わずか60年前だったというから驚きです。
平均寿命とは0歳児の平均余命のことで。この平均余命とはある年齢の人々が、
その後何年生きられるかという期待値のことである。tまり、平均寿命とは0歳の子があとどれだけ生きられるかという数値なのです。
自分の今の年齢に対する平均余命は、簡易生命表という表によって知ることができます。
厚生労働省のホームページに掲載されていますので、気になる方は是非どうぞ(笑)
いろいろな種類が売られている宝くじ。当選確率が高いのは?
ジャンボ宝くじでは、1ユニットあたり1等は1本。よく1等〇〇本と宣伝していますが、
販売予定のユニットの数が増えるだけで、確率は変わらない。ジャンボの場合は、1ユニット2ケタの組番号に6ケタの数字。
つまり1等が当たる確率は1000万分の1。確率は同じでも、年末・サマー・ドリームジャンボは1等2億円で、グリーン・オータムジャンボは
1等1億5千万円。一枚300円なので、できれば賞金のおおきものを買いたい。
スポーツ振興くじのBIGも1等が最高3億円。Jリーグの勝ち負け引き分けを予想。
1口300円で、全部で478万2969通りであるので、確率は478万2969分の1。
しかし、2010年までに150回行われて、1等当選が40本という少なさである。
数字選択くじではロト6が最高2億円という高額賞金で人気があります。
これは1口200円で1から43の数字の中から6つを選ぶもの。全部で609万6454通りあるので、
1等の当たる確率は609万6454分の1.毎週抽選が行われていましたが、2011年4月より週2回となっています。
さて、あなたはどれを買いますか?(笑)
などといった感じで、知らなくてもいい?得になる?どうでもいい?けどちょっと面白い数字のお話が書かれています。
数字に弱いんだよな・・・・といった人もこれをきっかけに読んでみてはいかがでしょうか?