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佐久間の今週の一冊

2011年07月27日 日記

今週の一冊は「そのしぐさの裏に何があるの?」です。

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人間同士話をしていると、相手が何を考えているのかまったくわからない時ってありますよね。

人間同士のコミュニケーションでは、本人の意思でどうにも操れる言葉よりも、じつは無意識のうちに出てしまう振る舞いや動作に

本音が表れたりします。

気の置けない友人や家族、恋人の本音が見え隠れするしぐさや、上司や取引先・お客様との関係をよくするために知っておくと便利なしぐさ

など、手や足、顔、姿勢に表れる本音を解き明かしていく本です。しぐさの裏に潜む深層心理を解き明かしていくと、今後の人間関係にプラスになっていきます。

いくつか取り上げてみます。

・表情の裏にそんな秘密が・・・

人と話をしているときにいつも目がキョロキョロする人っていませんか?適度に目を合わせることがよいとされていますが、気がかりなことがあったり

不安を感じていると、人は無意識のうちに視線をさまよわせるものである。

ですが、常にキョロキョロとあたりを見回しているようなら、不安を覚えていたり神経が過敏な状態にあるとはいいがたい。

かといって会話の内容に退屈しているというわけでない。

実はこういう人は好奇心があまりにも旺盛で、話の最中にもあちこちに興味が湧いてしまう。

しかも、いろんなことに考えが飛んでしまうため、目の前の話に集中できないのである。

また、自信に満ち溢れている人にもこのタイプで、周囲に自分をアピールしたい気持ちが結果的にキョロキョロさせてしまうのです。

・しぐさが読めれば思い通りに会話が進む

相手のウソが丸見えになる、5つのチェックポイント

イギリスの動物行動学者デズモンド・モリスによれば、人間が得る情報の正確性は次の順番で本人に伝わってくるそうです。

①汗をかいたり顔色を変えるといった自律神経からくるサイン ②足の動き

③姿勢 ④手の動き ⑤表情

といった順番で出てくるそうです。言語は順番でいうと⑤のあとになるということから、態度や表情が伝える情報量はとてつもなく多いことがわかります。

とくに①や②は、自分ではコントロールできないだけに信頼度が高い。つまり、いくら口では平然としゃべっていても、冷や汗をかいていたり

貧乏ゆすりが止まらなかったりすれば、言葉より態度の方に本音が表れしまうのです。

①から⑤までの態度が一貫していれば、話す内容にも嘘がないという判断でかまわないが、ひとつでも矛盾があればそのことは疑ってかかった

方がよいとされているようです。

これはほんの一例ですが、相手の本音を知ることで人付き合いはもっと楽しく、楽になります。

人間関係によりよい変化をもたらす一冊にいかがでしょうか?

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