京都とにしんそば
2008年02月23日 日記
こんにちわ!アリーナひたちなか東の磯崎です!
今日は風が強いもののぽかぽか陽気で春を感じます!!ついつい鼻歌を歌いたくなるような気持ちの良い天気ですね!
さて、先日京都方面に行く事があったので、ホームで京都らしい写真を撮ろうと思いましてカメラを取り出しました。しかし、当然駅のホームで京都を感じる場所なんて、駅名の看板ぐらいなのですみません。
京都に行くというか、京都を経由して奈良方面に用事があったので、せっかくだから京都を少しでも感じて帰ろうと思いました。新幹線に乗る前に京都駅をふらふら探索していると、なにやら趣きのあるお蕎麦屋さんを発見しました。
関西と言えば「うどん」の方がイメージ的に強いのですが、どんなものなのかと近付いてみると・・・
『 総本家 にしんそば 松葉 』
と、書いてありました。「にしんそば」は、耳にした事がありましたが、なんとこの「松葉」というお店が総本家というのと、ちょうどおなかも空いていたので、駅弁の代わりにと思い興味心身でお店の中へ。
「おいでやす~♪」
おっと、京都弁のカウンターパンチをもらい少々挙動不審気味になりながらも、
「に、にしんそばでお願いします」
「ハイ、かしこまりました~♪」
と、注文。テーブルに置いてあった小冊子に、にしんそばについて書かれていたので、そばが来る前に予備知識を入れようと思いそわそわしながら読んでみました。
「 にしんそばのいわれ 」
文久元年(1860年)、初代松野与衛門が(たぶん創業者のかたです)、北座で芝居茶屋を誕生させ、屋号を「松葉」としました。明治15年2代目松野与三吉により「にしんそば」を発案するに至りました。もともと、みがきにしんは京の人々にとっては大切なタンパク源であり保存食でした。2代目松野与三吉は、このにしんとそばを合わせる事で、栄養バランスのとれた「にしんそば」を世に送り出したわけです。以来100余年、松葉のにしんそばは、京の代表的な味として親しまれてきました。
だ、そうです。
なるほどと、予備知識をいれていざ実食!!
見た目はご覧の通りいたってシンプルです。
味も、関東のそばに比べるとやはり薄味というか、さっぱりとした印象でした。
でも、具のにしんはしっかりとした味と独特の食感で薄めの味付けのそばと、絶妙な味のバランスを取ってくれます。歴史を感じる伝統の味を存分に楽しむことができました。
帰り際には、
「また、おこしやす~♪」
と、見送られわずかながらも京都を感じながら帰路につく事ができました。
たまに遠出したときに、その場所の名物を食べて文化を感じるのは本当にいいものですね!
次は何処に行こうか計画するのも楽しみです!!