佐久間の今週の一冊
2011年11月21日 日記
今週の一冊は園善博さんの「本がどんどん読める本」です。
このように毎週本を読むようになってから、もっと早く本を読みたい。もっとたくさん読んでみたい。
と私自身思うようになってきました。
その時いつものように本を探していた時に目に留まったのがこの本です。
この本の中ではただの速読法ではなく、脳科学に基づく速習法が仕事力を爆発的に高める本です。
ただ単に早く読めばいいというのではなく、内容をきちんと理解しながら、自分に必要な知識を広く身に付け、仕事や資格取得にフル活用できます。
「読書」とは仕事と人生に成功をもたらすマスターキーで、本をたくさん読むと、素晴らしい変化がおきます。
1.人の話がよくわかるようになる。
2.自分の言いたいことをうまく伝えられるようになる。
3.コミュニーケーション能力がアップする。
4.漢字の「読み」に強くなる。
5.仕事の知識・スキルがアップする。
6.プレゼンテーション能力が高まる。
7.想像力・発想力が豊かになる。
更に、読書の「快楽スイッチ」がONになると「仕事の好サイクル」が生まれます。
読書は「記憶力」が非常に重要で、その記憶力を作動させるシンプルな勉強ノウハウがあります。
まずは5つの思い込みを捨てることです。
1.読解力がないと、本が読めない。
2.本は最初から最後まで、全部読まなくてはだめ。
3.本を読むためには読書の時間が必要だ。
4.本を読むのはつまらない。
5.読書は一人でするものだ。
いずれもよく考えることですね。それを捨てポジティブに読書をすることが必要だそうです。
「速読法」は今ブームではありますが、早く読むことを意識しすぎると、どうしても理解力が浅くなります。
記憶に残ったのは「あの本を読んだ」ということだけ。読んだのではなく見たに過ぎません。
自己満足ではなく、「内容理解」が重要なのです。
学習効果を上げるためには、目的とテクニックが必要になります。
ますは、
1.勉強する前に、自分の知識レベルをつかむ
勉強する前にまず、自分の頭にどんな情報が記憶されているのか、とりあえず確認してみることが大切。
頭に目的意識を植え付けると記憶メカニズムも機能しやすいそうです。
2.一回の通読ではなく、「分けて」「繰り返し」読む
自分で決めたテーマに沿って、部分読みし、テーマを変えながら繰り返し読んでいく分散型読書方法です。
3.「忘れる」のを恐れるな。また覚えればいい
覚えては忘れることを何度か繰り返しているうちに、脳はその知識を記憶に留めるようになります。
「どうしても覚えておきたい」知識は、その必要性・重要性とともに脳に情報を送り込みます。
さあここから速習法ですが・・・・・
いたってシンプルで
1.本は分けて読む
「分散型読書法」理由は3つ
通読しても、一度で全部理解するのは難しい。
分けて読んだ方が、理解する量が少ない分、内容が記憶に残りやすい。
読まないまでも、本全体を繰り返し読むので、記憶を強化できる。
要するに「記憶のメカニズム」似合った手法です。
2.目的に応じて3つの方法を使い分ける
本を早く読むには次の3種類があります。
・スキミング・リーディング・・・・概要把握
全体を広く浅く理解するために読む場合
・ターゲット・リーディング・・・・詳細把握
部分的に深く理解しながら読む場合
・トレーディング・リーディング・・・・通読
飛ばし読みせずに全部読む場合
これを組み合わせて、目的や知識に合わせて読むのがよいそうです。
3.内容を振り返る
内容を振り返る「ブリーディング」をすることが重要。
「知識があるのに、思い出せない」という状況を防ぐためです。
読みっぱなしにしないことが大切なのです。
次の本はこれを参考にしながら是非読んでみたいと思います。