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佐久間の今週の一冊「コンサルタントの整理術」

2011年10月17日 日記

今週の一冊は「コンサルタントの整理術」です。

筆者の三谷宏治さんは本の中で、

なぜ人は自分とではなく〆切と戦うのか。〆切近くじゃないとやる気が出ない。

と人は言うが、私にはとてもそんな怖いことはできなかった。だから整理ベタな自分でもなんとか仕事が

回せるように、いろいろ工夫した。

それが「分ける」「減らす」「早めにやる」「習慣する」だ。

よくある整理術は叫ぶ、定位置を作って納めろ、そんなことせずに積み上げろ、電子化して検索自在にせよ、

メールは貯めずに即レスして消せ・・・・

でも実はそんなんじゃ、仕事の流れはスムーズにならない。整理のための整理ではなく、仕事(そして人生の種々を)

うまく流すための「整流術」。ぎりぎりで仕事を流すのではなく、渋滞させないために仕事自体を減らす。

それが整流術としての超・整理術。〆切とではなく自分と戦って仕事効率を大幅アップしよう。

と書いてありました。なるほどと思うことばかりで今までやっていたことがそのままだなと思いました。

整理ベタな人でも「分ける」「減らす」「早めにやる」

それを「習慣化」することが非常に重要です。

この中で一番おもしろいのが「分ける」で、割り切りといってもいい。

人は多くの時間を悩むという状態で過ごしています。

仕事を「価値を生む悩み」と「生まない悩み」に分け価値を生まないものには悩まないという客観的割り切りで

無駄を省き、渋滞を減らすのが「分ける」だそうです。

逆に一番大変なのは「減らす」です。

対処すべき仕事が減らせるならそれが一番。それが整理術の王道です。

ゆえに近道はないが、なんとかできれば効果は抜群。

実際に、一番効果があるのは「早めにやる」こと。

早めに手を付けることで、仕事は驚くほどに楽になる。

なぜなら、その仕事をやる気になった時だけ取り組めばよくなるからです。

これほど生産性の高い状態はありません。

「習慣にする」は、その名の通り一番地道。

目的意識とやる気を保ったまま、続けられるかが勝負ですが、問題は本人が「勉強好き」でいろいろ手を出す

体質であった場合です。

いろいろなことに手をつけず、割り切って、まずは一つのことを続ける決意と行動力を持つことが、成功への近道になります。

習慣化がこの本の中でもキーワードです。朝起きて歯を磨く、お風呂に入るなどといった毎日当たり前のように習慣化する。

簡単なようで難しいですが、日々小さな習慣づけの積み重ねで、自分も改造できるのだなと思いました。

三谷さんのこの本の中での最後の言葉は、「道(生き方)は探すものではなく、作るもの。人が歩けばそこが道になる」

うーん深いですね(笑)

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