エミール・ガレ展
2009年11月15日 日記
先週の木曜日、12日に笠間市にあります茨城県陶芸美術館へ「エミール・ガレ展」を観にいきました。
私は、このお方のことはあまり詳しく知らないのですが、妻が好きで本を持っていたりしていたので
妻のリクエストで行くことになりました。
エミール・ガレさんを紹介しますと↓
エミール・ガレ(1846-1904)アール・ヌーヴォー芸術を代表するフランスの工芸家で、ガラスのみならず
陶器、家具という生活全般にわたる分野を手掛け、後世に大きな影響を及ぼしましたそうです。
ガレの生みだした作品は、19世紀後半のヨーロッパで隆盛をきわめた異国趣味やジャポニスム、
自然主義や象徴主義、また植物学など多くの要素が複雑に絡み合い、この時代の精神を伝えています。
自然の中に息づく可憐な花々や昆虫をモチーフとし、ガラスの輝きの中に生命を封じ込めたようなガレの
芸術は、多くの日本人を魅了してきました。今日、きわめて質の高い作品群が、日本国内のコレクション
に集中していることは、自然に対するガレの深いまなざしへの共感を示すものといえるでしょう。
実際のコレクションを観た感想は、非常に躍動感のあふれる作品や、メッセージ性の高い作品など
とても一言では言い表せない深い、感情がこみ上げてくるようでした。
美術品や絵画に私はあまり詳しくないのですが、そんな私でも引き込まれそうなものを感じたのは不思議でした。
身近な場所で、このような素晴らしい作品を目にする機会があって本当によかったと思います。
考えてみれば、芸術館や近代美術館など水戸周辺にもたくさんの芸術を感じる場所があるにもかかわらず、なかなか行く機会がなかったのはもったいないと思いました。
また、たまにホームページなどをチェックして、ぜひとも目の保養をしに行きたいと思います!