「てんびんの詩」で涙。
2010年04月23日 日記
茨城県のスズキアリーナ会を統制していただいております、アリーナ稲敷の野口社長から、
「このDVDは君に必要なものがすべて詰まっている!」
と、あるDVDを借してくださいました。
「てんびんの詩」という、映画のDVDです。
私、あくる日に早速見ました!
そして、感動しました!
そのあらすじは・・・・・、
物語は昭和初期、滋賀県五個荘町の10代続いた商家に生まれた大作(主人公)が、小学校を卒業したところから始まります。卒業祝いに父親から贈られた包みの中身は「鍋蓋」でした。
「商人に向かないものは、跡を継がせるわけにはいかない」
と、いう厳しい修行がその日から始まりました。
もみ手で媚びたり、脅したり、はては嘘をついたり、そうまでしないと商人になれないのかと悩んだ代作が、とある村の河原の洗い場に放置されていた鍋蓋を手に取ったとき・・・・・
・・・・・「商いはてんびんの棒のようなものだ。どちらが重くてもうまく担げない。売る者と買う者の心がひとつにならないと、モノは売れない」
と、いう父親の言葉を身をもって体験することになった大作少年の苦労と感動の物語です。
というのが大筋のあらすじです。
小学校を卒業したばかりの大作少年が、「商い」を身をもって厳しく憶えていく、そして成長していく姿はなんともいえません。
苦労と苦悩の果てに、初めて売れた鍋蓋の感動とよろこびに私も胸を打たれました。
忘れかけていた商売の原点というか志というか、改めて考えさせられました。
私も大作少年のように、もっともっと体当たりで勉強し、商いのよろこびを勉強しなければならないと思います。
そして、素敵な感動を与えてくれた「てんびんの詩」と野口社長に感謝したいと思います。
ありがとうございます。