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今週の一冊「ゼロ」

2014年03月16日 日記

今週の一冊は堀江貴文さんのゼロです。

堀江貴文はなぜ、逮捕され、すべてを失っても、希望を捨てないのか?
ふたたび「ゼロ」となって、なにかを演じる必要もなくなった堀江氏がはじめて素直に、ありのままの心で語る、「働くこと」の意味と、そこから生まれる「希望」について書かれた本です。

ちなみに本書の冒頭に、「これまで僕は、精一杯突っ張って生きてきた。弱みを見せたら負けだと思い、たくさんの敵をつくってきた」という一節があるのですが、要はこうした「弱い部分」を隠して生きてきたということなのでしょう。

ポイント

ゼロにイチをたす。

もし、あなたが「変わりたい」と願っているのなら、僕のアドバイスはひとつだ。
ゼロの自分に、イチを足そう。
掛け算をめざさず、足し算からはじめよう。
僕は働くことを通じて、自分に足し算していった。仕事という足し算を通じて、つまらない常識から自由になり、しがらみから自由になり、お金からも自由になっていった。掛け算ができるようになったのは、ずいぶんあとになってからのことだ。

チャンスに躊躇なく飛びつく

チャンスについて語るとき、僕はよく昔話の『桃太郎』を例に挙げる。川で洗濯をしていたおばあさんは、大きな桃に飛びついた。奇妙な桃だと怖がらず、洗濯中だと無視もせず、とにもかくにも飛びついた。鬼退治の物語は、おばあさんが桃に飛びつくところからはじまるのだ。
そしてチャンスとは、あらゆる人の前に流れてくる。大きな桃じゃないかもしれない。葉っぱ1枚のこともあるだろう。それでも、目の前に流れてきたチャンスに躊躇なく飛びつくことができるか。そこが問題なのである。

やりがいは自らの手からつくる

そもそも、やりがいとは「見つける」ものなのだろうか?
どこか遠い場所に「やりがいのある仕事」が転がっていて、それを探し求める宝探しが、あるべき就職・転職活動なのだろうか?
僕の考えは違う。
やりがいとは「見つける」ものではなく、自らの手で「つくる」ものだ。そして、どんな仕事であっても、そこにやりがいを見出すことはできるのだ。

物事をできる理由から考える

突き抜けられる人と、そうでない人の違いは、次の一点に尽きる。
物事を「できない理由」から考えるのか、それとも「できる理由」から考えるのか。それだけだ。突き抜けられるかどうかは能力の差ではなく、意識の差なのである。
もしあなたが「やりたいことが見つからない」と悩んでいるのなら、まずは「できっこない」という心のフタを外していこう。何事も「できる!」という前提に立って、そこから「できる理由」を考えていくのだ。

努力を積み重ねる

努力という言葉には、どうしても古くさくて説教じみた匂いがつきまとう。できれば僕だって使いたくない。でも、挑戦と成功の間をつなぐ架け橋は、努力しかない。その作業に没頭し、ハマッていくしかないのである。
努力の重要性を説くなんて、ホリエモンらしくないだろう。
地道な足し算の積み重ねなんて、ホリエモンには似合わないだろう。
けれど、これが真っさらな「堀江貴文」の姿なのだ。

意外だったのは最後の努力。

ホリエモンからこの言葉が出るというのは大変意外であった。

努力に勝るものはない。どんな人にもこの言葉は当てはまるのだなと改めて思った。

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