村山の今週の逸品 「リゾルト710」
2014年03月14日 日記
スズキアリーナ水戸桜の牧の村山です。
先日、私は数年ぶりにデニムを買ったのでそのデニムを紹介したいと思います。
まずはブランド紹介です。
国産デニム業界で20年以上デザイナーを務め、その黎明期からデニムファンに支持され
てきた林 芳亨(はやし よしゆき)が新たに立ち上げたブランドがRESOLUTE(リゾルト)です。
RESOLUTEはメイド・イン・ジャパンにこだわり、織布から染め、縫製、仕上げまでの全生産工程が西日本の中国地方、備後地区の熟練のデニム職人たちの手によって行われます。
昔ながらの染色方法、旧式織機で織られたオリジナルの生地の最大の特徴は、
手に取るようにわかる毛羽立ち。この毛羽立ちこそが味のある色落ちに不可欠な要素なのです。穿きこみ、身体に馴染んでいくにつれて、膝や腰、股など摺れる部分から毛羽がなくなっていき、そこから色が落ちていく。毛羽がなくなった部分は淡く、残っている部分は濃い色のまま。この濃淡が1本のデニムに絶妙なカラーコントラストを生み出すのです。
したがって、RESOLUTEのデニムが穿き手にあわせて「仕上がって」いくには、少なくとも1年は穿き続けなければなりません。ですが、「最初はもっさいパンツやけど、穿きこんだらええ色になる」というデザイナー林の言葉通り、あえて加工を施さないベーシックなデニムだからこそ、穿きこむことで身体に馴染んでいき、そこから生まれる色落ちが唯一無二の「加工」となっていくのです。
RESOLUTEが目指すのは、トップスとシューズを選ばない、どんなコーディネートにも合わせることができる、
いわば「道具」としてのデニム。
デニム=アメカジにとらわれることなく、仕立ての良いジャケットやコート、ドレスシャツにタイドアップといった大人のデニムの着こなしにもしっかりフィットするパンツを目指しています。
デニムとは本来ならば作業着として扱われていました。今ではキレイにデニムを履いたりする人がいますが、リゾルトのデニムは作業着のようにガンガン履きこんで自分の色をだしていき、自分の体の一部になってくれるようなそんなデニムです。
買って一日履いたのですが、たった一日でも自分の体にマッチしてきたのが分かりました。
そんなリゾルトのデニムを履き続け世界でひとつのデニムを作っていきたいです。