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今週から始まりました。

2011年03月07日 スタッフ

スズキアリーナ水戸桜の牧店佐久間です。

今週から毎週月曜日に私が読んだ本をご紹介させていただきます。

私が思ったこと感じたことを書いてまいります。気軽に読んでいただければ幸いです。

今回私が読んだ本はミステリー作家で有名な東野圭吾さんの作品「魔球」という本です。

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メジャーな名前からということで東野圭吾さんの作品から入ってみました。

野球好きな私がタイトルを見て決めてしまいました(笑)

この「魔球」という本は、高校野球選手が次々に殺されてしまう、奇怪な野球ミステリー作品です。

主人公の天才投手「須田武志」が何者かによって刺殺体となって発見されてしまう。その地面には「マキュウ」というダイイングメッセージが・・・・・

一体「マキュウ」とは何か?犯人は誰か?それを探るミステリー本です。

主人公「須田武志」は天才にありがちな孤独やとっつきにくさなどの態度が読んでいると特に見受けられます。

それだけではなく、執念深さや暗い一面や異常な一面も垣間見えます。かと思えば貧しい母子家庭に育ち、母親への愛を感じる部分が多数あります。

表面的には嫌な奴だと思われるますが、このような性格になった理由がストーリーとともに明らかになっていきます。

キーワードは「魔球」という言葉。主人公の人生に深い意味がある事に読んでいくと気づかされます。

謎解きと小説、両方を兼ね備えた作品です。

初めてミステリー小説を読んだ私でも最後まで飽きずに読むことが出来ました。

是非皆様機会があれば読んでみてはいかがでしょうか?

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