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「店長ノート」佐久間の今週の一冊

2012年11月26日 日記

今週の一冊は、福島雄一郎さんの「店長ノート」です。

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お客様からの「ありがとう」、社員同士の「ありがとう」、いつも荷物を運んでくれる業者さんへの「ありがとう」、この場所で商売させていただいている地域の型への「ありがとう」。

そんな魔法の言葉、「ありがとう」がたくさん集まる時、きっと働きやすい職場ができる。そんな重いがこの本に書かれています。

自分も回りも幸せにする働き方。

あなたは今何のために働いていますか?

この質問にはなんと答えますか?

「生活のため」「お金のため」と答える方も多いでしょう。

でも考えてみて下さい、生活やお金のためだけに一日の大半を費やすのはもったいないと思いませんか?

自分の仕事の中身を振り返った時、それが「売上のため」「会社からの要求に答えるため」だけという

管理職の方がいたらそれは危険。

その会社働きやすい職場であるかは、上に立つ人たちが大きく影響しています。

というのも上司は部下を選ぶことはできるが、部下は上司を選べ内から、その職場が働きやすいかどうかは上司と部下の関係にあるから、

現場において一番大事なのは、社員の成長、会社と共に成長できる社員を作るために自分の下で一生懸命に働いてくれるスタッフのために働くことが、

店長の責任であり、役割。

「自分を成長させ、周りを成長させ、店や会社を成長させる」

それが筆者が学んだ働く理由だそうです。

「何のために働いているか?」

皆さん考えたことがありますか?

普段福島さんが心がけていることを挙げてみました。

・「ありがとう」という言葉を日々口にしてますか?

一日十感謝。10個のありがとうを集めよう。

ありがとうといわれて、悲しむ人はいない。

・あなたは皆が仕事を楽しいと感じられる環境をつくっているか?

今がどんな環境でも、全ては自分から変えなければ何も変わらない。

・日々の仕事やあいさつの意味をスタッフに伝えていますか?

意味を知るには、相手の気持ちになることから。

理由を知れば行動も変わる。

・チームの中であなたはどんな役回りを担っていますか?

仕事の時間は自分のためではなく、自分の周りの人のためにある。

お金に代えられない最高のプレゼントは、その人の為に使った時間。

面白みのないといわれてい仕事を、感動の涙であふれる仕事にすることが私の仕事。

・感謝の気持ちを、いつも口に出して伝えていますか?

言葉の量は信頼を増やす。

信頼があるから、気持ちが伝わる。

褒められたいなら、褒めること。嫌われたいなら、嫌うこと。

「ありがとう」この言葉の響きいいですね。

「準備する力」佐久間の今週の一冊

2012年11月19日 日記

今週の一冊は川島永嗣さんの「準備する力」です。

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川島永嗣さんをご紹介します。

1983年3月20日埼玉県与野市生まれ。浦和東卒業後の2001年GKとして、大宮アルディージャ入団。

名古屋グランパス・川崎フロンターレと渡り歩き、2010年ベルギーのリールセに入団。2010年ワールドカップ南アフリカでは

日本の守護神として大活躍。鬼気迫るファインセーブを連発し日本を勝利に導いた。

日本に無くてはならない存在の選手。

日本で一流となった川島選手は、夢を実現する為逆算のマネジメントを行ってきました。

一流のプロが、ここに至るまでの努力はもちろん、どのように先を見据えてやってきたのかを紹介した本です。

いくつかご紹介したいと思います。

・心の火は小さくなってもいいが100%の努力をする

自分で弱い人間と自分の弱さを認めた所から、全て始まります。

何かがうまく行かない時に、自分の心を折って落ちてしまうことは簡単。その苦しさを耐え忍ぶことは難しい。

ただ一度底まで落ちてしまうと、再び同じ場所まで這い上がってくるためのエネルギーや時間は、相当な量が必要。

そのエネルギーとパワーを考えると、その場所で、あきらめずに耐えた方が楽。

すぐ戻さなくていい少しずつでいい。

・自分で思っている100%の努力は100%ではない

1日突っ走るように忙しく過ごしているけれど、その中身は自分の100%か?

時には一度立ち止まってみよう。

頭の片隅に1つの疑念を考えよう。「もし100%の努力ができていないとしたら、何ができていないのか?」

できていると思っていても、ひょっとして独りよがりなもので、周囲から違った角度で見れば100%でないこともある。

あくまでも客観的に自己評価すべきで、自分の100%は常に真の100%とは限らない。

・10年先のビジョンを描き、慰安の自分にできることを考える

逆算のマネジメントの基本はまず、将来像のイメージ化。

その目標を達成するには「今何をしなければならないか?」を逆算して考え実行する。

そのビジョンは、ゴールであり出発点。

すぐに思い浮かばなくても、目先の目標から決めて始めても良い。

・反骨心を行動力にする

マネジメントを組み立てることができない人もいる。

ただ、負けたくないとう反骨心が行動力になる。

当時ジュニアユース、下部組織に属した経験は無く中学校ではサッカー部。

当時は体も小さくキック力も無かった。

ただひたすらネットに向かってボールを蹴るといった自主トレなどをし、「負けたくない」「距離が出ない」という反骨心が自分を支えていた。

毎日来る日も来る日も・・・

その努力の成果は目に見て現れ、今の自分の糧になっている。

負けん気だけで練習をしていた。

目の前のことを精一杯、無我夢中でこなすことも必要なのです。

・自分の人生をグラフ化してみる

縦軸に活躍度、横軸を時間にしてグラフ化してみる。

俯瞰で人生を捉え、逆算のマネジメントの参考になる長期的ビジョンを考えるきっかけにもなる。

アスリートでいえば2つある。

天才的なシンデレラスタイルと努力を軸とした計画晩成型。

シンデレラスタイルは一気にスターダムに駆け上がって、スポットライトを浴びるが輝くのは一瞬、その後は下降線を辿る。

再び脚光を浴びても長続きしない。激しく波が上下する。

猛威とつ、徐々にスキルを上げて行きゆっくりと右肩上がりのグラフを描くタイプ。

ある地点に達すると維持しながらグラフの線を長く横軸と平行に安定したラインを保つ晩成型。

未完成の自分を高めるために次なる目標を常に描きながら、少しでもいい右肩上がりのグラフで描く人生を目指したい。

今日の自分より明日の自分。今年の自分より来年の自分。というように常に高みを目指す。

アスリートだけではもちろん無く。全ての人に言えることだが、常に前に進むという気持ちが人生には必ずプラスになる。

「残念な努力」佐久間の今週の一冊

2012年11月12日 日記

今週の一冊は美崎栄一郎さんの「残念な努力」です。

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この本の中には「ノート」「サービス」「時間」「企画」「人間関係」についての、様々な努力の姿が書かれています。

それらの努力は全て、残念な事例・失敗談ばかり。これらのような残念な努力をしないするだけで、失敗をする可能性がグンと減る。

そして、今までとは違った効率のいい仕事ができるようになるはず。

世の中には成功より失敗の方が多い。成功は注目され分析されるが、失敗は忘れがち。

だから、この本はあえて失敗を注目しています。仕事やプライベートでうまく成功する為に失敗から学ぼうという本です。

印象に残った事例をご紹介します。

・「ゴミは持ち帰れ」と、ゴミ箱を設置しない駅の努力

ホームにはゴミ箱が少ない。駅ナかのサービスは増える一方。駅という集客エンジンをお金に変える為に、駅ナカや改札口付近に

コンビニやキヨスクを作ったりしている。

そして、そこで多くの商品が販売されている。ここで大切なのは、買ったものをどこで消費するかということである。

多くの商品は、電車の移動中などに消費をしてもらうことを想定している。

例えば、ガムやアメ、新聞や雑誌など。

にも関わらず、消費したものを捨てる場所であるゴミ箱の数が圧倒的に少ないなんて、残念としか言いようが無い。

おそらく、ゴミ箱を置くと、色々コストがかかると考えてしまうのだろう。

しかし、逆である。ゴミ箱にゴミを捨てるから、荷物が軽くなり、他の消費ができるようになるのだ。

例えば読み終わった雑誌を捨てることができたら、次の雑誌を買おうとも思えるが、捨てられなければ荷物になるので、次の雑誌は買わない。

そうすると、ゴミの出ない携帯電話を触り始める。携帯電話のゲームやメールは駅にはゴミを出さないが、駅での消費も増えない。

自動販売機のような飲料は、たくさんの駅で売られているが、捨てる所は圧倒的に少ない。

空いたペットボトルを捨てられるのならば、また新しいペットボトルを買うことだってありうるのに。

そして、液で捨てられないから、駅を出てコンビニに寄って捨てて、そこで燃料交換をしようというわけである。

結局、ゴミ箱が少ないから、買わないということが実際には起こっているのだ。

駅にゴミ箱がないという残念な体験から、筆者はゴミ箱が実はビジネスにおいて大事なサービスであることに気づく。

このように自分の会社の仕事においても、ゴミ箱のように大事だけど、抜けているサービスが無いかと、考えさせられました。

まさに逆転の発想であり、普段何気ないことでもビジネスチャンスというものは転がっているのです。

「なぜか目にとまる人になる100のルール」佐久間の今週の一冊

2012年11月05日 日記

今週の一冊は福田稔さんの「なぜか未にとまる人になる100のルール」です。

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なぜか人の話題にのぼる。この本の中ではそんな人になるための法則が書かれています。

なぜあの人ばかり目立つのか?なぜあの人は話題にのぼるのか?

目にとまる人とそうでない人の差はどこからうまれているのか?

目にとまる人には共通のルールがあります。

・目的は1つ、目標は複数、手段は無限

目的と目標は似て非になるもの。

違いは目的はゴール(到達点)。目標はプロセス(通過点)。

そして目標を達成する方法が「手段」「目的」。ゴールは1つしかなくてもそこに至る道は複数設定できる。

「そもそもこれは何のため?これはあくまでも1つの手段に過ぎなかった事に気づけば、もっと他に方法は無いのか?」と考えられるようになる。

・誰かと思ったら、それは自分のこと

問題の矢印を全部、自分以外の誰かに向けていませんか?

そんな状況で何かが良くなるでしょうか?

でも、〇〇のせいだと思うとき、その「〇〇」に「自分」を入れて考えてみる。

自分だけのせいではないにしても、自分にも原因があると考える。

その瞬間から問題解決に進みます。

・前例が無いとはチャンスがあること

目にとまる人とそうでない人の違いは、「前例が無いから」と却下されたときの反応に表れます。

前例がないということは、まだ誰もやっていないということ。

成功すればその分野で第一号。第一人者になれる可能性が高い。

「初めて」のことにチャレンジすれば何がしかの変化がもたらされる。チャレンジすればチェンジする。

・「不」の付くところに問題あり

問題=理想・あるべき姿-現状

問題とは、sるべき姿と現状のギャップ。

理想しか見てない人には問題は見えない。現状しか見てない人にも問題は見えない。

「不」の付くところを探してみましょう。不満、不便、不安、不快etc。

「不」が付くものは「問題」がリストアップされています。

・チームワークは一致より補完

人はそれぞれ強みと弱みを持っています。

それぞれの強みが一致するより、強みと弱みがバラバラな方が、チームとしては強くなります。

それぞれの強みを活かし互いの弱みをカバーしあえる。

1+1が2以上になることをシナジー効果といいますが、それは互いに個性が違うからこその結果。

お互いが補完しあえば、弱みを減らし強みを増やすことができます。

・やる気よりやれる気

うまく行かないときは、やる気を疑う前にやり方を見直す。

更に大事なのはやれる気。新しい課題にも何とかやれそうだという気持ち。やる前から自分ならきっとできるだろう、という根拠の無い自信があるということ、この心の持ち方は必要。

目にとまる人というのは、何事に対しても積極的だということである。

注目されるということは、期待の裏返し。その期待に応える為の心構えといってもいい本です。

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