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今週の一冊「輝く夜」

2013年11月11日 日記

週の一冊は百田尚樹さんの「輝く夜」です。

この本は、クリスマスイブの日に主人公の女性に奇跡が起こる短編5話収録。

特に女性におすすめの心温まるクリスマス小説です。

「サンタクロース」
若い頃に、両親を失い、そして恋人をも脳梗塞で失った主人公の女性・和子は、今は、良き夫賢治を得て、3人の男の子と一人の女の子の母親だった。

ただし長男の望だけは、元恋人の子。連れ子して今の夫と一緒になったのであった。ぞのため望だけが他の子らより年が離れて高校生であった。そして何かと問題を起こす子であった。

愛していた彼に交通事故で死なれてしまった和子、お腹の中には彼の赤ちゃんがいるのに、もう死んでしまおうと知らない町を歩いていると教会があって、そこには牧師さんが待っていた。「あなたを待っていた」と。

その手には星形の火傷の痕があった。牧師さんは死んではいけないとはいえないが、生きていればいいことが必ずあると。

クリスマスイブの夜、子どもたちが騒いでいると思ったら、末の子供がストーブをひっくり返した。それを助けたのは長男の望、望は手に火傷を負った。火傷の形は星形。
クリスマス・イブの日にも無免許でバイクを乗り回し、高校から停学処分を受けて帰って来た。夫に長男の事を謝る和子は、18年前の同じ日の事を思い出す。

クリスマスにピッタリなクリスマス小説。クリスマスにいかがでしょうか?

何とも言えない泣けるストーリーばかり、皆様も機会があれば読んでみてください。

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