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村山の今週の逸品 「ターンブル&アッサー」

2013年08月30日 日記

スズキアリーナ水戸桜の牧の村山です。
今回紹介しますのは、私が一番好きなシャツである、ターンブル&アッサーのシャツを紹介したいと思います。

ターンブル&アッサー.jpg


ではブランド紹介です。

ターンブル&アッサーはレジナルド・ターンブルとアーネスト・アッサーの2人のシャツ職人により創業されました。
彼らは1860年頃からシャツ職人としてのキャリアを積み、1880年にパートナーとなり、1885年に会社を設立しました。
当時ロンドンには、3万前後のシャツメーカーもしくは個人で営業しているシャツ仕立て人がいたとされています。
ターンブル&アッサーは創業して数年後から、上流階級用の狩猟用の手袋、シャツ、靴下などに力を入れ始めました。 上流人士を対象とした衣装を提供することにより初期の成功をおさめ、1902年にジャーミン・ストリートの協会脇から現在の場所にショップを移しました。
1904年にはじめて王室から注文を受けました。それはアレクサンドラ王妃の乗馬用レインコートでした。これを機会にターンブル&アッサーは王室との結びつきを深めていきます。
第一次大戦が勃発すると他のメーカーと同様にトレンチコートや軍用の防寒具をつくります。 ウィンストン・チャーチルからシャツのオーダーを受けるようになったのもこの頃からです。

僕がターンブル&アッサーを好きになったのは、映画でジェームズ・ボンドが着ているのを見て好きになりました。英国物が好きだからという理由もあります。このシャツの魅力は、大ぶりの衿部分です。衿の形状が首筋から剣先にかけてほんのりとS字ラインを描いています。これにより、襟元が引き締まって見えます。また、袖の三連ボタンも特徴的です。
値段は高いですが、一生モノのシャツといえるでしょう。

ありがとうございました。

2013年08月23日 日記

スズキアリーナ水戸桜の牧の佐久間です。

本日1台のお車を納車させていただきました。

私の既存のお客様で3台目のお車ご購入でした。

O様ありがとうございました。

そのお車はO様のお父様のお車でした。

O様から車を購入したいとの電話を私に頂いたた時、「父は病気でもう長くないかもしれないです。」

とおっしゃっていました。

O様とお父様と私3人でどんなお車が良いか話し合い、MRワゴンをお選び頂きました。

その際、早く元気なって運転ができるようナビを取付させて頂きました。

それが活力となってか、お車購入後少し元気になられたそうです。

その後また、入院をされ容体が思わしくなかったのですが、お父様はそのお車が来るのを大変楽しみにされていました。

本日お車を納車させて頂いた時には、車いすで辛そうにされていたのですが、車を見ると目を見開いてお元気になられていた様でした。

最後となるかもしれないお車の前で、記念撮影を行っている時、O様・お父様・お母様・看護士さん皆様涙を流されて喜ばれていました。

私は涙をこらえて、笑顔で記念撮影のお手伝いをさせて頂きました。

撮影後、なんとお父様は「謝礼」をご用意してくれ、私に渡してくれたのでした。

いろいろありがとうという意味ですよと、O様はおっしゃって頂いた時、私はこらえていた涙がとまらず溢れました。

「ありがとうございます」

私は、ただそれだけしか言葉が出て来ませんでした。

お客様に感動を与える仕事の私が、お客様から逆に感動を頂きました。

ここまで営業という仕事してきて、今までで一番印象に残る納車でした。

また、当店でMRワゴンをお買い求め頂き、本当にありがとうございました。


今週の一冊「重力ピエロ」

2013年08月19日 日記

今週の一冊は伊坂幸太郎さんの「重力ピエロ」です。

半分しか血のつながりがない「私」と、弟の「春」。春は、私の母親がレイプされたときに身ごもった子である。ある日、出生前診断などの遺伝子技術を扱う私の勤め先が、何者かに放火される。町のあちこちに描かれた落書き消しを専門に請け負っている春は、現場近くに、スプレーによるグラフィティーアートが残されていることに気づく。連続放火事件と謎の落書き、レイプという憎むべき犯罪を肯定しなければ、自分が存在しない、という矛盾を抱えた春の危うさは、やがて交錯する。

伊坂流「罪と罰」ともいえる本書は、背後に重いテーマをはらみながらも、一貫して前向きで、明るい。そこには、空中ブランコを飛ぶピエロが、一瞬だけ重力を忘れることができるように、いかに困難なことであっても必ず飛び越えることができる、という著者の信念が感じられる。とくに、癌(がん)に冒されながらも、最後まで春を我が子として支援する父親の存在が、力強い。春が選んだ結末には賛否両論があるに違いないが、「本当に深刻なことは陽気に伝えるべきなんだよ」と春に語らせた著者のもくろみが成功していることは、すがすがしい読後感が証明している

人は育った環境、周りの人々によって影響され育って行くものだと思う。遺伝子としての、繋がりなんてその人を見るのに何の役にもたたないのではない。人間は色々なことが容易に分かるようになった反面知らなくてもよいことを知り余計な苦しみも増やしているのかも知れません。それにしてもこの家族仲良いし最強の家族だと思う。そんな家族はなかなかお目にかかれるものではない。お父さんを選んだお母さんも本質を見抜ける人だったのではないでしょうか。

鈴木の今週のドライヴスポット 「トリックアートの館」

2013年08月18日 日記

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今週ご紹介するドライヴスポットは、那須にある「トリックアートの館」です。

トリックアートとは、人の目の錯覚を利用した体験型アートのことです。

立体に見える絵画、見る角度によって全く違う印象になる作品、中に入ることで錯覚を体感できる作品などがあります。

那須高原のトリックアート美術館は3つの施設があります。

遊園地や水族館などのテーマパークをモチーフとした「トリックアートの館」

魔法の世界をモチーフとした、体験できる作品が多い「トリックアート迷宮?館」

ミケランジェロ、ダヴィンチ、ラファエロの有名作品が融合した「ミケランジェロ館」

日テレの「所さんの目がテン!」で、このトリックアート美術館が紹介され、今話題のスポットです。

今回は「トリックアートの館」に行ってきました。

ちょっとだけ見る角度を変えると絵が飛び出て見えたり、写真を撮ってオリジナルトリックアートを作ってみたりと、できることがたくさんあり、気づいたら結構な時間が経ってました。

室内なので、今の時期にピッタリ!冷房も効いて快適です。

夏休みの思い出づくりに、那須のトリックアート美術館はいかがでしょうか?

【アクセス】 「那須とりっくあーとぴあ」 栃木県那須郡那須町高久甲上ノ台5760

村山の今週の逸品 「チャーチ Grafton」

2013年08月09日 日記

スズキアリーナ水戸桜の牧の村山です。
今回は僕がやっと買うことができた、チャーチの靴を紹介したいと思います。
チャーチは日本で買うと値段が高いので、今回は本場イギリスのお店から直接購入しました。英語が苦手なので、購入するまでが大変でしたがなんとか購入できました。またサイズも履かずに決めたのでちょっと心配でしたが、届いてみると満足できたかなと思います。


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ではブランド紹介です。

チャーチ/Church'sは、靴造りの町として有名なノーザンプトンのメープル ストリート30番地に1873年、小さな工房を開いたのが始まりです。現在でも、チャーチはクロムウェルのピューリタン革命時代からの靴造りと密接な関係がある町ノーザンプトンで靴を造り続けています。
工場はSt.James(セント・ジェームス)地区に位置し、グッドイヤー ウェルト製法の紳士靴を造る単体の工場としておそらくヨーロッパ最大の規模となります。製造されるシューズのおよそ70%がイタリア・フランスを初めとするヨーロッパ各国、そしてアメリカ・カナダ・オーストラリア・香港など全世界に輸出されています。

いまでこそジョン・ロブやエドワード グリーンといった高級既製靴が日本に入ってきていますが、1980年代中頃まではチャーチが憧れの英国靴だったと言われております。
また、1999年にあの有名なプラダに買収されてしまい、チャーチのイメージがすっかり変わってしまったのかなとも思います。
さらに価格も上がっています。更に箱まで高級感漂う茶色になっています。
そんな歴史あるチャーチの靴を大事に履いていきたいと思います。