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佐久間の今週の一冊「天使の卵」

2013年05月13日 日記

今週の一冊は「天使の卵」です。

19歳の予備校生は、8歳年上の精神科医にひと目惚れ。高校時代のガールフレンド夏姫に後ろめたい気持はあったが、心はもう誰にも止められない。
19歳の、美大で絵を学びたいと思っている予備校生の一本槍歩太は、満員電車の中で彼女と出会った。そのひとの横顔はひどく寂しげで、とても綺麗だった。歩太の父親は生真面目すぎる性格のために気が狂い、もう10年も精神病院に入っている。歩太が見舞いに行くと、彼女がいた。彼女は精神科医で、五堂春妃といい、今度から父親の担当医になるのだと話した。春妃は、歩太の彼女である夏姫の姉だった。
ある意味そこでの二人の出会いは運命だったのかもしれない。
歩太が春妃に想いを告白する場面で、夏姫に相談されていた春妃に問われて、「好きな人がいるんです」「好きな人って?」「……あなた以外に、誰がいるっていうんですか?」というセリフが印象的でかつ大胆。
複雑な三角関係は、最後とても悲劇な結末を迎える。恋愛小説としては最後とても悲劇的な小説で、最後にそこのなのかとびっくりさせられた小説でした。
春妃が最後亡くなってしまうシーンでは、夏姫が歩太に詰め寄り感情をぶつけ合う。歩太が自分の心のまま動いた結果だったのか、そうではなかったのか。歩太は自問自答を繰り返した。春妃だけではなく、お腹には二人の子供がいたのを知ったのも亡くなった後だった。
自分が本当に好きな人。そこには大きな障害と悲劇が待っていました。

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