創業53周年大創業祭
2025年10月18日と19日、秋晴れの空の下、イソザキ自動車は創業53周年を迎え、本社特設会場にて大創業祭を開催しました。
このイベントは、地域の皆様への感謝と、これまで支えてくださったすべての方々への「ありがとう」を伝える2日間として、社員一同が心を込めて準備を重ねてきたものです。
開場前からたくさんのお客様が並び、両日合わせて約1300名という過去最多の来場者に恵まれました。
入口には記念装飾が施され、社員が笑顔でお出迎え。開幕の挨拶が終わると、ステージから流れる音楽とともに会場全体が賑やかに動き出しました。
長くお付き合いいただいているお客様が「最初に車を買ったのもイソザキさんのところだった」と懐かしそうに話してくださる姿もあり、創業53年の歩みの重みを感じる瞬間でした。
会場では新車・中古車の展示に加えて、各メーカーの最新モデル試乗会やEV車の展示なども行われ、家族連れのお客様やクルマ好きの方々で常に人が絶えませんでした。
一方、特設ステージでは地元のキッズダンスチームやアーティストのパフォーマンスが繰り広げられ、子どもたちの笑い声と拍手が絶えませんでした。
特に2日目の水戸商業チアリーディングのパフォーマンスは圧巻でした!
私の母校なので先輩として誇りに思います。
地域企業とのコラボも充実しており、クラフト雑貨やスイーツ、人気のキッチンカーなどが軒を連ねました。
特に地元ベーカリーによる限定パンや、ハンドメイド作家のワークショップは大盛況で、
「車屋さんのイベントでここまで楽しいとは思わなかった」との声も多くいただきました。
創業祭の準備は2か月前から全社員で始まりました。
営業、整備、事務、保険担当、それぞれの持ち場を越えて一体となり、
ブースの装飾からチラシ作り、当日の運営マニュアルまで全員で手分けして作り上げました。
整備士がペンキを塗り、事務スタッフがPOPを描き、営業スタッフが音響を担当するなど、まさに文化祭のような一体感でした。
「こういう社風が好きです」「スタッフがみんな明るくて元気をもらえた」という声を多くいただき、
あらためて"人の温かさ"が会社の原点であることを感じました。
今回のイベントでは売上よりも「感謝の気持ち」を伝えることを最優先にし、
チャリティ募金を設置して、集まった金額は地域の子ども食堂や交通安全啓発活動に寄付することを決めました。
単にモノを売るのではなく、地域の中で支え合い、喜びを共有できる場をつくることこそがイソザキ自動車の目指す姿です。
アンケートの結果では、来場者の満足度が95%を超えました。
「家族で一日楽しめた」「社員の笑顔が印象的だった」「地域の会社として誇りに思う」というコメントが数多く寄せられました。
このような言葉が、私たちのこれからの励みになります。
数字で振り返ると、昨年の来場者は約1100人だったのに対し、今年は約1300人と増えました。
SNSへの投稿も310件を超え、多くのお客様が写真や動画を通じてイベントの様子を発信してくださいました。
地域に根付いたイベントとして、着実に進化していることを感じます。
今回の創業祭には、グループ会社のGlad、ハピネス・アイも協力し、
保険やライフプラン相談、スマホの料金診断、リラクゼーション体験など、
自動車販売を超えたサービスを体感していただきました。
お客様の暮らし全体をサポートする総合グループとしての姿を少しずつ形にできたと思います。
私たちは、これからの10年を「人とクルマと地域の未来」を見据えて歩みたいと考えています。
再生可能エネルギー、企業型DC(401K)、社員の福利厚生強化、地域連携プロジェクトなど、
"社員もお客様も幸せになる仕組みづくり"に挑戦していきます。
創業53周年という節目に立ち、私は改めて思います。
会社の本当の価値は、建物や売上ではなく、そこにいる「人の想い」だということ。
一人ひとりの努力と笑顔、そしてお客様からの「ありがとう」の言葉が積み重なって、今の磯崎自動車があります。
これからも、その想いを胸に地域の皆様とともに歩み続けます。
「創業100年企業を目指す」と言葉にするのは簡単ですが、その実現には日々の積み重ねしかありません。
社員が誇りを持って働き、お客様が安心して通えるお店であり続けること。
そして何より、地域に必要とされる存在であり続けること。
そのために、これからも誠実に、愚直に、前を向いて進んでいきます。
創業祭を終えた夜、スタッフ全員が片付けを終えたあと、誰ともなく「やっぱりうちの会社はいいね」と笑い合っていました。
疲れた顔の中にも充実感があり、互いをねぎらう姿に、この会社の強さを感じました。
社員が笑顔でいられる会社こそ、お客様を幸せにできる会社。
その信念を胸に、私たちは次の54周年、そして60周年、100億円企業の実現へと歩みを進めていきます。
地域の皆様、そしてご来場いただいたすべての方々に、心から感謝申し上げます。
これからもイソザキ自動車をよろしくお願いいたします。
イソザキ株式会社
代表取締役 磯崎 拓紀