2022.3. 1.

令和4年度を迎えて

昨日で令和3年度が締まりました。

コロナ禍2年目の1年間でしたが、今年もお客様の支持、関係各位の協力、社員の皆様が全力で走ってくれたおかげで無事に新年度を迎えることができました。

令和3年度は50周年に向けた足固めの1年と思っていましたが、思っていたよりもチャレンジの1年でした。保険のマルシェ事業のスタート、営業部の人事異動、ベトナム人財入社、コロナ禍のイベント(メロン祭り、大創業祭等)昨年度同様いつの時代でもチャレンジを恐れず、前向きに行動してきたからこそ当社は50年間成長を遂げることができたのかもしれません。

最近私は自社のことを一口に説明すると「老舗のベンチャー企業」という表現をします。「老舗」とは長きに渡って商売を続けているという事。「ベンチャー」とは企業として新たな事業に取り組む事をそれぞれ指します。

つまりは、イソザキ自動車という会社は、歴史が長い会社なのに常に新しいことにチャレンジしている会社という意味です。これは簡単そうでとても難しい事だと言えます。まず、長く商売を続けることの難しさです。2021年の倒産した企業の平均寿命は23年と言われています。さらに飲食店に限って言うと50%のお店が2年以内に閉店するというデータもあります。それだけ商売を続けて行くという事は難しい事なんです。企業の最大の目的は利益を上げることでも、お客様に役に立つことでもありません。最大の目的は「存続」することです。

「ベンチャー」という言葉はまさに当社の真骨頂です。イソザキ自動車の操業業態は「板金」です。そこからすぐに自動車販売にシフトし、ニーズに応えて自動車整備、保険、板金と営業項目を常に増やして来ました。現在では毎年当たり前のように行っている「CAPSコンテスト」は40年前から行われています。さらに、当社のメンテナンスパックである「CMP」はディーラーが取り組む前から当社では導入し、その前身である「整備工賃永久半額保証」は当時の自動車整備業界に革新的な商品として取材が殺到したほどです。また、ゴルフコンペは116回というとてつもない回数を重ねているのも凄いことです。

常に新しい事に挑戦し続けるだけでなく、続けていることが何よりも凄い事です。

お客様のニーズを探し出し、サービスを提供し続ける。

継続したサービスこそが安心と信頼を生むのかもしれませんね。

これからもたくさんの

どうかこの1年、次の10年いや100周年に向けて皆様の力を貸してください。

その分少しでもイソザキ自動車に関わる全ての方に「幸せ」を運びます。

今年1年どうぞ宜しくお願いいたします。

令和4年3月1日

磯崎自動車工業株式会社

代表取締役社長 磯崎拓紀