2019.11. 6.

日本の軽商用車

こんにちは!

先日東京モーターショーに行ってきましたが、今年のモーターショーは変わりましたね!

まず、トヨタブースに車がありませんでした!

「自動車からモビリティカンパニーへ」

トヨタはこう宣言していますが、宣言通りにモーターショーでは今までと変化してきました。

全体的にも、車自体を見せるより、どのように使うかをテーマでブースを作っていたメーカーが

ほとんどだったと思います。

私たちも10数年後は扱う商品やサービスが変わってくるのかもしれません。

さて、今日のヤフーニュースで以下の記事が目に留まりました。

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20191106-00194133-kurumans-bus_all

ホンダが軽商用車の販売を止めるそうです。

これで国産軽商用車を作るメーカーは、スズキとダイハツの2社になってしまします。

ついこの間まで、三菱、スバルも製造していましたが、現在はどちらもOEMでの提供車を販売しています。

もともと、軽自動車自体が地方の国民の足であったり、発祥が商用だったことを考えると

とても寂しい気がします。

若者の車離れが叫ばれていますが、

地方の人口減少が商用軽自動車撤退という影響を受けていることは間違いありません。

車というものは生活を支える大切なものだと思います。

しかしながら、世界と競争する自動車メーカーは、

その高騰する開発コストを捻出するために、不採算部門を閉鎖したりしてしまします。

こうして、国内の需要や競争も失われレベルが低下してしまう恐れがあります。

ですので、このニュースを見てますます国内の自動車産業を憂いてしまうのです。

この国の自動車業界はどうなってしまうのでしょうか・・・・。

なんとなく切ない秋の空の下そう考えてしまうのでした。