初開催の「ロッキンスター・カーニバル2025」で心が震えた日
2025年10月4日、私の地元・茨城県ひたちなか市の国営ひたち海浜公園で開催された「ロッキンスター・カーニバル2025」
に家族で参加してきました。
このイベントは、J-ROCK・J-POPの名曲をつないでいくDJ和さんのプレイにあわせて、なんと約2万発もの花火が夜空に打ち上げられる音楽と花火の融合イベント。全国的にはまだ認知度の高いフェスとは言えないかもしれませんが、地元にとっては大きな話題となり、SNSや口コミでも注目されていました。
私自身、もともと花火大会やフェスは大好きですが、今回のイベントはそれらを凌駕する"新感覚の体験"でした。
夕方4時頃、家族とともに会場に到着。すでに多くの来場者でにぎわっており、芝生の上にはレジャーシートを広げる人たち、キッチンカーに行列を作る親子連れ、推しのTシャツを着てはしゃぐ若者たちの姿。心地よい秋風と夕暮れの空が、フェスの高揚感をさらに引き立てていました。
この日、園内では「Japan Sweets Festival」も同時開催されており、全国の人気スイーツがずらりと並ぶブースはまさにスイーツ天国。娘は喜んでソフトクリームと抹茶ティラミスを頬張り、妻も「こういうイベントって、やっぱり地元にあってありがたいね」と笑顔。
19時、ついにショーがスタート。
DJ和さんが会場のセンターステージに登場し、GLAY、L'Arc〜en〜Ciel、いきものがかり、Aimer、Official髭男dismなど世代を問わず胸に響くJ-ROCK・J-POPメドレーをノンストップで展開。曲の盛り上がりとシンクロするように花火が次々と夜空を彩っていきます。
特に印象的だったのは、バラードに合わせてゆっくりと浮かぶ大輪の花火。歓声もなく、ただ静かにその美しさに見とれる数千人。音楽と花火が溶け合うことで、感情が波のように押し寄せ、気づけば目頭が熱くなっていました。
イベント後、帰り道では「来年も絶対来たいね」「ひたちなか、こんなに人が集まる場所だったんだ」と話す声があちこちから聞こえてきました。
ひたちなかはもちろん、茨城県内外からこれだけ多くの人が集まるイベントが行われたこと、そしてそれが"音楽×花火"という新しい形で成功したことは、地域の新たな観光資源や交流の場としての可能性を感じさせてくれました。
イベントは1日限りのものでしたが、あの夜の体験はずっと心に残り続けるでしょう。そして、これからもこうした地元密着の文化イベントが増えていくことで、ひたちなかの魅力がもっと多くの人に届くことを願っています。