2020.3.11.

3.11に思うこと

おはようございます。

昨日までの雨と打って変わって今日は清々しい天気ですね。

今日は3月11日。

世間はコロナウィルスとオリンピック開催か否かで騒いでいますが、

今日は忘れてはいけない日ですね。

気がつけば9年。

あれからまだ9年。

人によっって捉え方は違うと思いますが、

今日という日を穏やかに過ごせることを改めて感謝します。

あの日は、3月の繁忙期に向けて最後のセールと思い、チラシを撒いた日でした。

「これから気合を入れて車を売るぞ!!」

と、気合を入れて準備をしていた矢先に地震が発生。

桜の牧店で勤務していた私は、訳も分からず、とりあえずスタッフを自宅まで帰らせました。

その後、スタッフ全員とその家族の無事を確認した後に6時間かけて私も帰宅。

車のナビに映る津波の映像に、まるで映画を見ているかのような不思議な感覚を覚えました。

地震直後からの停電と断水。

電気の明かりがすべて消えた街。

満点の星空。

すべてが異空間だったのを記憶しています。

翌日、電話等の連絡もままならなかった中、

特に指示もない中会社に集まってきてくれたスタッフ。

自分のライフラインも確保できていないにもかかわらず、

津波で流されてしまったお客様の車の引き上げや、対応を快くやってくれました。

あの時に、当社のスタッフを誇りに思ったことを忘れません。

自分自身の心配よりも先に、地域の皆様のことを考えて行動したこと。

これは当社の歴史の中で燦然と輝く素晴らしい行動でした。

人々が困った時に何ができるか。

今一度今日という日だからこそ考えていきたいと思います。

まだまだ復興に時間がかかっている地域もあろうと思いますが、

同じこの日本に住んでいる日本人として、一緒に進んでまいりましょう。

これまでも。

そしてこれからも。